カツラで悩むあなたへ

カツラで悩むあなたへ
いろんな薄毛対策の実際

増毛・育毛・発毛・植毛などさまざまな薄毛対策がありますが、あなたはそれぞれを
深く知っていますか？とりわけしっかりと認識しておきたいのは、
カツラを含む複数の薄毛対策をサービスラインナップとして持っているサロンがあるということ。
カツラユーザーも知らないような、業界の“事情”をご紹介してまいります。

主な薄毛対策を比較しよう!

	増毛	育毛	発毛	植毛
概要	薄くなった自分の髪の毛に、人工毛などを4～6本ずつ結びつけることで、髪のボリュームアップを目指す方法。	今ある自分の髪の毛を太く、そして長くすることで、ボリュームアップを目指す方法。また、カツラを使用しながら行うことも多い。	抜けてしまった自分の髪の毛を再び生やすことで、ボリュームアップを目指す方法。また、カツラを使用しながら行うことも多い。	まだ髪の毛が残っている部分（主に後頭部）から、薄毛が進んでいる部分に、髪の毛を毛根ごと移植して生着させる方法。（自毛植毛）
メリット	すぐに毛量がアップしたように見えるため、即効性が高い。	市販の育毛剤なども多いため手軽に始めることができる。	一度生えた髪は自分の髪になるため、自由なヘアスタイルが楽しめる。	一度生着すると自分の髪になるため、自由なヘアスタイルが楽しめる。欧米では多くの人に選ばれている。
デメリット	結びつけた髪の毛の毛根に大きな負荷がかかってしまうため、どうしても抜けやすくなってしまう。	AGA（男性型脱毛症）の原因に対して作用するものではないため、医学的根拠もなく注意が必要。	AGA（男性型脱毛症）の原因に対して作用するものではないため、医学的根拠もなく注意が必要。	施術する医師の技術力によって「生着率」や「見た目の自然さ」に差が出やすい。

元大手カツラサロン社員が語る業界の裏事情。

カツラ業界には、長年カツラを愛用している方も
知らないような、さまざまな裏事情があります。

もちろん、すべてのカツラメーカーに当てはまる
わけではありませんが、カツラに悩みを抱えて
いらっしゃる方であれば、思い当たる節が
あるかもしれません。

大手カツラサロンにて十数年勤務。その後も業界を渡り歩き、現在は独立して独自の事業を展開。業界の酸いも甘いも知り尽くした、カツラのプロフェッショナル。

複数の薄毛対策をサービスラインナップとして持っているサロンであっても、
カツラのCMを見かけることは少ないのは、カツラは「最終的に買わせたい商品」だから。
逆に言えば、増毛や育毛、発毛など心理的ハードルが比較的低い商品を全面に押し出すことで、
まずはサロンに足を運んでもらうことが狙いなのだそうです。

要は、商品としてはすっぽりかぶるカツラが一番儲かるんですよ。
例えば増毛は、物理的に考えても残っている毛にかかる負担が通常の数倍になるわけです。当然、通常よりも抜けやすくなって、薄毛の進行も早くなりますよね？そうすると、より早く“良いお客さん”へと成長してくれるわけです。その場合、増毛・育毛・発毛などは、お客さんをその入口に立たせるためのフック商材と言えるでしょう。カツラを購入してもらうまでの筋書きは、最初から用意されているんです。

カツラサロンのカウンセリングでは、「○○○○診断士」というような肩書きのスタッフが頭皮環境を
チェックすることがありますが、それには注意が必要です。薬事法スレスレの巧みな表現を用いて、
まるで皮膚科医のようなことを言い、お客さんを過剰に不安にさせたりすることがあるそうです。